フコク情報システム

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ビッグプロジェクト! 鈴木副部長

不屈の想いと信念で取り組んだ、生命保険の根幹に関わる、お客さま情報の“一元管理”システムの構築 2005年春、プロジェクト始動!!フコク生命から提示された「PlanDo」の新たな開発テーマは、従来の「PlanDo」を根幹から変えるものだった。 お客さま情報を一元管理するシステムの実現。そのためには何が必要なのか。システムの「要件」を定義付けるフコク生命サイドとの白熱したミーティングが続いた。 このサーバで膨大な量にのぼるお客さま情報を、一元的に管理できるのか…。ふと、不安が胸をよぎった。 一元管理では、膨大な情報に対して、10,000人にのぼる営業職員が一極集中的にアクセスすることになります。それに耐えうるサーバはどのようなものなのか、容易にイメージできませんでした。さらに“一元管理”とは何なのか、明確な定義付けができていない部分もあり、不安を感じたのです。たとえば同じ世帯に同じ名前の人がいた場合、どうするのか。保険業界には“名寄せ”という結婚や引越しなどお客さまの状況を把握したり、同姓同名の人物がいる場合などに本当の契約者は誰かを判別する作業があります。この“名寄せ”をシステム上でどのようにコントロールするのか。あいまいなままにプロジェクトは走り出していたのです プロジェクトは製造フェーズに入り、基本設計から詳細設計、そしてプログラミングへ。ビッグプロジェクトのため、部分的に外注され、フコク情報システムでは品質と機能の評価作業が続けられた。 作業は進み、鈴木がリーダーを務めるテストフェーズ。フコク生命本社ビルの一室に社内ネットワークを構築するなど、テスト環境を構築するだけでもスケジュール管理やフコク生命との交渉など、やることは山積みだった。 テストは進み、バグ(プログラム不具合)の検出・修正を経てソフト的な問題はクリアした。鈴木は、「いける」、そう思った。そして本番。 しかし、大問題が勃発した。一元管理システムを導入した「PlanDo」を、実際に営業職員に使ってもらう段階で、鈴木が「要件定義」のときに感じていた不安が的中してしまった。 一言でいえば、レスポンスが非常に遅い状況が頻出したのです。端末(PlanDo)がネットワークを通じて、情報を一元管理しているサーバから情報を取ってきて表示するわけですが、営業職員が作業をしてみると、その処理が異常に遅かったのです。それがアプリケーションエラーと判断されると端末は強制的にシャットダウンされてしまいます。そして再起動。全国からのアクセスが集中する時間帯では、システムが処理をさばき切れずに、使おうとしても、なかなか使えない状態だったんです…。 問題はやはりサーバにあったのだ。このままでは、フコク生命の営業職員の仕事がスムーズに進まない…。 早急に上位機種のサーバへ移行しなくてはらない。しかし、それには膨大な作業時間がかかる。簡単な作業ではないのだ…。 上位機種へ移行するために、作業チームが発足、鈴木もそこに参加した。もう決して失敗は許されなかった。 サーバ変更の作業期間は9ヶ月。タイトなスケジュールの中、鈴木は強い使命感を抱きながら作業に集中した。最終局面は、データを新しいサーバに移行することだった。 上位機種サーバでの本番稼動から1ヶ月。問題なく全国で「PlanDo」は安定稼働していた。そして安堵感と共に確かな達成感が鈴木の胸に込み上げてきた。 忘れもしません。2007年の正月三が日、私たちは新しいサーバ稼動に向けた最終チェックを進めました。そしていよいよ本番を迎え、全国10,000台の「PlanDo」が動き出す日。万全の環境を整えた確信はありましたが、その前夜は不安で一睡もできなかったですね スキル向上がテーマ、営業職員の目線に立った開発をシステム開発で最も重要な局面は、実現すべき機能を明確化する「要件定義」のフェーズです。そこではユーザーにヒアリングし、何を実現したいのかを明確にし、それを受けた的確な提案が求められます。今回のプロジェクトで、その精度を当社が高める必要性を痛感しました。そのためには、計画されたプロジェクトが実現可能かどうか、実施することの意義や妥当性を多角的に検討するスキルを身に付ける必要があります。それに加えて、実際に使用する営業職員の方が満足できるものかどうかということです。使う人の目線に立ったシステム開発、その大切さを学びました。 鈴木副部長のMotivation 仕事の“やりがい”今の仕事を通じて、生命保険は社会の“インフラ”と感じるようになりました。世の中に不可欠なことに携わっている、社会貢献の手応えがやりがいを生んでいます。それに、ビッグプロジェクトに取り組めるというのもやりがいを感じる一つですね。 鈴木副部長のMotivation フコク情報システムの強みとは“人”ということに尽きると思います。誠実で真面目な人が集まっている会社です。そうした人の想いが、システム開発を前進させる力になっていると思います。 鈴木副部長のMotivation 今後の目標 現在は、業務のほとんどがフコク生命のシステム開発ですが、将来的には、他のお客さまの仕事も視野に入れたい。そのためにもスキルを磨いていきたいと思っています。

お客さま情報の一元管理を目指したデータベースの構築

全国約10,000人のフコク生命の営業職員が活用する携帯端末「PlanDo」は、保険設計書システムを搭載した営業職員必携のツールだ。生命保険を取り巻く情勢の変化やシステム環境の変化、あるいは営業職員のニーズ等を踏まえて様々な開発・改善の取り組みが進められている。近年は、個人情報に関しては企業が責任を持って管理することが要請されており、そうした社会情勢に対応して、フコク生命としてそれまでは全国の現場に分散して管理していたお客さま情報を一元的に管理する必要に迫られていた。そしてプロジェクトが発足。開発金額約数十億円、総勢600名に上るビッグプロジェクトだった。しかしそこには乗り越えねばならない、困難な壁が待ち受けていた――。

Profile

鈴木副部長

鈴木副部長
2002年入社 工学部精密科学工学科卒
システム開発二部

大学卒業後、出版社でシステム構築の仕事に携わっていたが、金融機関のユーザー系システム会社という安定性に惹かれて転職を決めた。入社後システムエンジニアとしてシステム開発二部に配属、新契約システムに関わる。その後2004年から、一貫して営業支援ツールである「PlanDo」の開発・保守を担当。現在に至る。

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